2009年5月17日日曜日

ジャパン・バンド・クリニック

金曜日から浜松市で開催された「ジャパン・バンド・クリニック」に参加してきました。
日本最大級の吹奏楽の指導者講習会で、北海道から沖縄まで全国から大勢の参加者が集まってきます。

今回、初めて参加しましたが、時間を忘れるほど内容の濃い講習会でした。
全国レベルの団体がどのような練習をしているのかとか、指揮法の講習会や音楽料理法と題した講座、楽器別の講習会など2泊3日の行程でもみきれないほど。帰り際や帰宅してから、こんな質問をしておけば良かったとか、もっとこんな時間の使い方ができたら良かったとか思いました。吹奏楽の世界ではよく知られているバンドのハイレベルな演奏もたくさん聴くことができたし、有名な作曲家や指導者にもお会いできて単純に嬉しかったです。

本当に熱心な方が多くて、全国にはこんなにたくさん吹奏楽の指導に関わっている人がいるんだと思ったら励みになりましたし、負けてられないなぁ〜とあらためて思いました。

自分の素直な感情の中で特によかったと思うのは...「曲との出会い」を大切にしたいと素直に思えたことです。
いつもは、自分に自信がもてず、「うまく指導できたら」なんてことばかり考えていますが、今回の講習会に参加して「こんなにいい曲があるんだ」って思えました。
だから、これまでのようにただバンドのレベルをあげたいなってことだけではなく、この素敵な曲をお客様にも知って欲しいとか、本当に自分たちの思いを込めて曲を作り上げられたらいいだろうなって、より具体的な方向が自分の中に芽生えてきたことです。
バンドのレベルをあげたいという、なんとなく...みたいな感じから、この曲を演奏するには、こんな技量が必要だからこれをしよう!みたいな到達目標みたいなものを意識できそうな方向に進めたことです。来年もぜひ機会があれば参加したいです。

本当に少しずつだけど、前進してる。こういった当たり前のことにたどり着いて、こういったことが自然にできたら...
人のせいにして愚痴ばかり言うことも少なくなるのかな(笑)

さすがに疲れたけど、いい時間を過ごすことができました。

1 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

なんだかすごそうな講習会ですね。
うーん。
このブログを読ませていただいて、いつも自分もやらなきゃと感じてます。
よし、頑張ろう!