2007年8月31日金曜日

ときめいた

物事を見るとき、ついつい小さい範囲で考えてしまうことがあります。
家の間取りを考える時も、家全体をトータルに考えるのではなく、一つ一つの空間をイメージする方がしやすいのは私だけでしょうか?
そんなイメージをあとでブロックのように組み合わせて考えてみるのですが、実際にどんな感じになるのか不安になります。

素人なので統一感や使い勝手などに目が向きますが、肝心な家の強度の問題や配管のなどのことまではわかりません。
こういったとき、設計の立場から考えるのは大変なんでしょうね。

作っていただいた間取り図をいただいて帰ったものの...
私:「なんか...違うな...もっと...こう...なんていうか...」
妻:「そうね...なんか...こう...なんていうか...」

なんかしっくりこない感じがあったこともあります。次の打ち合わせで、そのことを話そうと思ったら...
Nさん:「こんな感じでいかがでしゅか?」

むっ! こっ、これは!!
「い〜ぢゃありませんかぁ〜」(みのもんた風)

こういった小出し技に、コロッと心を奪われてしまった私達...。心ときめく少女のように、目が輝いてしまいました。

私たちのいろいろな要望を限りなく活かしながら、強度や構造的なことにも配慮し形にしていただきました。
さらに...Nさんのセンスで1階の廊下や和室など、予想外の嬉しい空間が誕生しました。

さては、Nさん...ほにゃ〜とした感じがするけど...ニュータイプなんだろうか...!? 

2007年8月28日火曜日

時間を忘れて...

このブログ、現在はこれまでの出来事を思い出しながら書いています。
でも今回は、昨日の打ち合わせの様子を書きたいと思います。(打ち合わせの内容については、また後日...)

午後から入っていた私用が予定より早くすんだので、O氏に連絡をとり、時間の変更をおねがいしました。
いつもの場所で、O氏と設計のNさん(久しぶりにお会いしました。)と、これまで決めてきた内容の確認をしていきました。

ところが...話が進まないのです。

図面を見ながら「ここはどうしましょ、あっ、こちらはこんな感じでよかったでしゅか?」っと頑張ってNさんが話を進めているにもかかわらず、冗談を言わずにいられない私とO氏...。
みんなそろって話があちらにも、こちらにも、飛んで、飛んで、飛んで、飛んで...回って、回って...♪(知らないとか、古いって言うな!)
その光景は、普通の打ち合わせでは「ありえねぇぇぇぇぇぇぇぇぇ...」って状況なのかもしれません。

楽しすぎて時間を忘れ、子供の存在を忘れ...(おっといけねぇ)
様々ご意見はあるかもしれませんが、こんなふうに打ち解けておつきあいさせていただいていることを嬉しく思います。

O氏とNさんも仕事上では大変なことのほうが多いと思いますが、それでも楽しそうに仕事をされている二人と話していると、気持ちが和むし前向きな気持ちになります。

二人に負けないように、楽しく仕事ができるように頑張りたいと思います。
これからも、よろしくお願いします。

2007年8月22日水曜日

こだわりその2 〜ワークスペース〜

続〜間取りの話。
今回は2階について。

間取りのプランの中でポイントとなったのが、2階にワークスペースが設けてあったこと。
こどもの将来を親がどう考えていったらいいかっていうのは、よもすると「親のエゴ」になってしまう気がして、正直なところよくわからないのですが、生活の場を分けてみたらどうかなっというのが私の発想でした。

これからはインターネットで調べものをしたりすることもあるでしょうし、こどもは本を読むことも好きなので、そんなところものばしてあげたい。学習をする場所をはっきりさせることで、自由に興味のあることに取り組んでもらえたらと思います。

こども部屋もできるだけ壁をなくし、開放的な空間を考えてみました。
設計上の問題もあるので、どれくらいのことができるかわかりませんでしたが、Nさんのおかげで予想以上の空間が生まれました。

「設計の人」Nさんは、頼りになります。
続きは、また...。

2007年8月20日月曜日

「設計」の人 登場!

間取りの話をしていくうちに、「次回、うちの設計のものを紹介します」とO氏。
ある程度の希望を聞いていただいた上で、「設計」の方と初めてお会いすることになりました。

「設計」の人...? どんな人...?
いつもの通りO氏に案内していただき席につくと、一人の女性が入ってきました。
「設計」の人というから、こう...なんといいますか、(最初から女性だと聞いていた気もしたが...)眼鏡なんぞかけて、髪型は7:3みたいな、それから作業服をバシッと着こなすようなイメージでしたが...なんと! 浅田真央ちゃんが大人になったらこんな感じになるのかな〜って感じの人でした。

実際、間取りの話をしていても、女性の立場から水回りのことなどよく考えてみえるし、たいへん丁寧な対応でいい印象を持ちました。
「しっかりしているし、親切な方で助かるなぁ〜」と(最初は)思いました。

後々の話ですが、お茶を運んでいる最中に、普通にこけてしまうところをみると最初は緊張してたのかな?
打ち解けていくうちに、お互い正体が少しずつ分かっていくのも楽しみの一つかもしれません。

これから、よろしくお願いします。Nさん。

2007年8月16日木曜日

こだわりその1 〜テラス〜

今回は間取りの話。

はじめから間取りを考えるのも楽しみの一つでしたが、O氏のもっていたモデルプランの中から理想に近いものを選択し、そこからアレンジしていくことになりました。

大きな変更点でもあり、私のこだわりの場所にもなったのがテラス。

当初は、浴室から外へつながる感じで北側にデッキとしてイメージされていました。開放的な感じで素敵だったのですが、北側にはすでに家が建ち並び、入浴後にデッキに出て涼むにはちょっと...。(そんなに体に自信があるわけでもないし...。)
そこで、キッチンとリビングをつなぐように南側にテラスとして配置していただくことにしました。
これが、なかなかナイスなアイデア。

「まぁ! なんてことでしょう。ただの庭のようなスペースに、奥様が洗濯物を干したり、旦那様がDIYを楽しんだり、家族でバーベキューや歌まで歌える(歌うのか?)スペースが生み出されました。」

こだわりその1です。

さて、続きはまた今度。(O氏から学んだ「小出し」テクニック)

2007年8月3日金曜日

blue

一週間後...。
O氏:「うれしいお知らせがあります。審査が無事とおりましたよ。」
私:「??? とおった...」
数字は、ほぼ希望通りのものになっていたし、このくらいなら大丈夫だろうと試算していたものだったけど...。

わたしにとっては、嬉しいというよりドキドキ感のほうが大きかった。
月額の返済金額もより具体的なものとなり、預金通帳と家計簿とを並べてより「現実」と向き合うことに。

私:「だいじょうぶかな」
妻:「わたしも不安になってきた」

何とも言えない不安感がこみ上げてきました。
先日までそんな気持ちになってきて、間取りなどの相談までどんどんしながらマイホームの実現に向けて夢を膨らませていたけど、この時期は「blue」でした。

O氏:「お気持ちはわかります。大きな買い物ですから、不安なしでできる話ではありませんよね。」
それはマリッジブルーにも似た感じ...。いよいよ実現に向けて動き出す証拠だそうで...。

当然ながら初めての気持ち。とんでもないプロジェクトを進行しているのかな。
だからこそ、妥協したくないなと気持ちがかわるまでに時間はかからなかったと思います。