2008年11月8日土曜日

哲也と哲哉

 昨日、日本にとって大きな存在であったテレビキャスターが亡くなられました。新聞記者からテレビキャスターに転身した先駆けのジャーナリストは、テレビキャスターの仕事を通じて、新聞記者として生涯真実を追い、ジャーナリズムを問い続けました。
 市民団体から知事選出馬の要請もあったようですが「自分には向いていない、ジャーナリストとしての仕事をしたい」と固辞したそうです。

 一方、90年代に多くのヒット曲を世に送り出した音楽プロデューサー。彼もまた当時は日本にとって大きな存在でした。ところが...スポットの当たる人生から詐欺容疑で逮捕。一転、暗い人生に。作った音楽が流行しなくなったから...?

 哲也と哲哉。何が違ったのでしょう?

 他人が物事の表面だけ見て、後から何かを言うことは容易いことです。ここでは批評をしたいわけではなく、ただ「信念を貫くこと。」 
その大切さと、大変さを教えられたように思います。

 世の中の変化は本当にはやいなぁと実感することがあります。変化に対応する柔軟性は身につけていきたい。
 それには、自分自身がぶれない柱を築くこと。それが大切かなと思いました。

 まだまだこれから。いつか哲也さんのような信念をもった人になりたい。
 ご冥福をお祈り致します。

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